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5月31日(火)クリエイトジャパンブログ

日本とオーストラリアを結ぶエアライン各社が次々と直行便の増便を決定!

日本が6月10日から外国人観光客受け入れを再開することことで、日本のインバウンド業界も盛り上がってきたところですが、日本とオーストラリアを結ぶエアライン各社も次々と直行便の増便を決定しています。今回のブログは現在発表されている各エアラインの決定内容をまとめましたので、今後の参考にしていただければと思います。

*発表内容は5月25日時点のものです。状況によって変更になる可能性がありますので、最新情報につきましては各エアラインサイトなどでご確認ください。

<ANA>

シドニー→羽田線

7月1日(金)まで週5便(日、月、火、木、金)で運航

7月2日(土)から10月30日(日)まで週7便で運航予定

それ以降の運航予定については未発表

パース→成田線は10月29日(土)発の便まで運休予定

それ以降の運航予定については未発表

最新の運航情報はこちらでご確認ください。

https://www.anahd.co.jp/group/pr/202205/20220517-2.html

<JAL>

シドニー→羽田線

6月30日(木)まで週3便(火、木、土)で運航

7月1日(金)から7月31日(日)まで週5便(日、火、木、金、土)で運航

8月1日(月)から9月30日(金)まで週5便(日、月、火、木、土)で運航予定

それ以降の運航予定については未発表

メルボルン→成田線

6月18日(土)まで週2便(火、金)で運航

6月19日(日)から8月31日(水)まで週2便(火、土)で運航

9月1日(木)から9月30日(金)まで週3便(日、火、金)で運航予定

それ以降の運航予定については未発表

最新の運航情報はこちらでご確認ください。

6月 https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/inter/220601_05/

7月 https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/inter/220701_05/

8月 https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/inter/220801_05/

9月 https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/inter/220901_05/

<QANTAS>

シドニー→羽田便は10月2日から週7便で運行

メルボルン→羽田便は10月30日から週3便(火、木、土)で運行

ブリスベン→羽田便は10月31日から週3便(月、木、土)で運行

新型コロナウイルス影響下のフライトについてはこちらをご確認ください(日本語サイト)。

https://www.qantas.com/jp/ja/coronavirus.html

<JETSTAR>

日本便を7月から再開予定

ジェットスター5月24日発表のニュースリリース(日本語)をご参照ください。

https://www.jetstar.com/_/media/files/japan-and-korea/japan/news/2022/20220524.pdf?la=ja-jp

5月30日(月)クリエイトジャパンブログ

「Snow Travel Expo 2022」がメルボルンとシドニーで開催され、大盛況のうちに幕を閉じる!

新型ウイルスのパンデミックの影響を受け、2020年は会場でのイベントは中止になりオンラインのみでの開催、2021年は日本からの出張者がいない中で開催された「Snow Travel Expo」ですが、今年は3年ぶりに通常開催となり、日本からも多くのブースが出展され、各エリアからも大勢の方が出張でお越しになりました。両会場とも熱気に包まれ、具体的なスキー旅行計画を立てるために来場された人が多く、どのブースでも熱心な質問が飛び交っていました。特にシドニーで22日に開催されたエキスポにおいては、15日に開催されたメルボルンでのエキスポ直後の17日に、日本がオーストラリアも含めた4カ国から小グループの観光客を受け入れるニュースが流れたこともあり、日本ブースが立ち並ぶエリアでは時間帯によっては歩くのも困難なほど賑わっていました。2年以上に渡り海外旅行やスキー旅行が抑制され、シドニーとメルボルンでは日本の緊急事態宣言とは比にならないロックダウンという厳しい行動制限が課されたオーストラリア人の、その蓄積された鬱憤やフラストレーション、旅行意欲や購買意欲が一気に弾けたように感じました。


来場者数はコロナ前を下回っているようですが、体感的にはコロナ前と変わらない活気を感じました。恐らく各来場者の滞在時間が長く、時間をかけてじっくりブースを回っていたためかと思います。同じブースに何回も足を運ぶ人も見受けられました。日本ブースが立ち並ぶエリアは相変わらず大人気でしたが、アメリカやカナダの意気込みも感じたエキスポでした。アメリカの「UTAHリゾート」は入り口正面に大きなロゴを設置して、ブースでは細かな発泡スチロールを雪に見立てて記念撮影できるようにし、スキー旅行気分を盛り上げる演出をしていました。カナダブースは大型スクリーンやエスプレッソマシーンを設置して来場者の誘導を図り、かなりの予算をかけてアピールしていました。


21日に行われたオーストラリアの総選挙では、労働党が自由党を破り約9年ぶりに政権を奪還しました。これにより労働党が公約していた最低賃金アップも近々実施され、それに伴い企業側も商品やサービスの値上げをせざるを得ない状況となり、オーストラリアは今後もインフレ状態が続くことになります。日本へのスキー旅行が人気な理由の一つに、「高品質なのにお手頃価格で旅行ができること」が挙げられますが、日本の今のデフレ状況でのスキー旅行は、オーストラリア人から見ると今後ますます魅力的に映るでしょう。さらに現在の円安豪ドル高は購買意欲を高める追い風となり、実際今回のエキスポ会場で販売されていたパッケージの売れ行きや予約は絶好調だったようです。


エキスポを主催した代表者の話では、来場者の6割ぐらいは日本をディスティネーションとして選択するのではないか、とのことでした。また、オーストラリアから日本へのスキー旅行需要が完全に復活するのは次々シーズンではないかとのことで、次シーズンはその第一歩となる重要なシーズンであり、今回のエキスポは日本のスキーリゾートにとって大きな意味と成果があったと思う、というコメントをもらいました。オーストラリア系旅行会社の話では、コロナ禍において人員をカットしてところへ急に問合せが増え、円安のうちに申込金を払いたいという人も多く、人手不足が深刻な課題になりそうだ、とのことでした。来場者ともいろいろ話をしましたが、すでに日本や他国へのスキー旅行を申し込んだ人、日本に行くか他国にするか決めかねている人、日本へのスキー旅行を決定しているがどのスキーリゾートにするか迷っている人、2022-2023シーズンは様子を見て2023-2024シーズンの情報を探している人など様々でした。2022-2023シーズンはそれなりのインバウンドが日本に戻ると予想されますが、2023-2024シーズンは完全に復活する手応えを感じました。各エリアやリゾートにとっては、その需要を次シーズンで取りこぼすことなくしっかり囲い込みし、次々シーズンにつなげることがとても大切だと思います。思えばたった1年前までは、「インバウンドが完全に復活するまでには最低でも5年ぐらいはかかるのではないか」という意見もありましたが、今回のエキスポを体感してそれら意見は杞憂に終わることを確信しました。

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