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3月30日(水)クリエイトジャパンブログ

オーストラリアから日本へ入国した際の水際対策について

日本は3月1日から水際対策が緩和されましたが、筆者はちょうど2月28日の夜にシドニーを発ち、1日早朝羽田に到着しました。その日から現場の対応が変更されるとのことで、現場スタッフの方々も慣れない様子でしたが、到着からイミグレーションを通過するまでに要した時間は2時間ほどで、比較的スムーズに事が進んだように思います。ただ隔離なしで空港を出るには、下記の通りいろいろな条件をクリアした上で、様々な作業が必要となります。

 

*以下、3月1日時点の筆者のケースです(日本国籍、オーストラリア永住権所持、ブースター接種済み、日本への一時帰国目的)。時期や条件によって対応は異なりますので、詳細は条件に合わせて各自でお調べください。

<出発前>

・3回のワクチン接種

・出発72時間以内のPCR検査(空港でのチェックイン用)

・専用アプリ(MySOS)の事前ダウンロード

・COCOAの事前ダウンロード

・Google Map等の位置情報確認アプリの事前ダウンロード

・厚労省の質問票(QRコードを入国時に提示)

・紙ベースの誓約書への記入(入国時に提出)

(現在追加されている項目)

・検疫法第12条の規定に基づく質問(入国時に提出)

 

<到着後>

・3回のワクチン接種証明書の提示

・紙ベースの書類への署名

・アプリ入力情報の確認

・MySOSの設定

・PCR検査とその結果待ち

 

現場スタッフの対応はとても親切・丁寧でしたが、私の対応をしてくれた日本人女性スタッフはまだ慣れていなかったのか、書類に不備な点があるとのことで混乱し、そのカウンターを通過するまでに少し時間がかかりました。妻も同じ内容の書類を用意していたのですが、彼女の方はスムーズに通過できたので、スタッフによって多少対応が異なる可能性があったようです。次に進んだ場所でMySOSアプリを設定するのですが、手前のカウンターでの誤った手続きにより私だけ3回のワクチン接種が確認できなかったので、ここでもまた時間を要しました。その後外国人スタッフに英語のワクチン証明を確認してもらったところ、3回接種済みとあっさりOKが出て通過することができました。

 

PCR検査の結果は1時間以上かかるとのことでしたが、その日はまだ乗客が少なかったのか40分程度で結果が出ました。公共交通機関の利用もOKとのことで、無事高速バスで自宅まで戻ることができました。しかし翌日から定期的にAIから位置確認のテレビ電話があり、それを解除するのに一手間かかりました。本来、自宅隔離も必要がないはずなので、何かの手違いと思い電話に出なかったり、たまに電話をとってAIの指示通り背景が映り込むように対応したりしていたのですが、連日執拗に一日に何回も電話がかかってくるので関連各所に数回連絡をしたところ、やはり手続きの不備で私だけ「要自主隔離」になっていたようです。おそらく3回ワクチン接種済扱いになっていなかったのではないかと思います。同じ日に同じ条件で入国した妻の状況や書類を提出したところ、ようやくAIからの追跡が解除されました。

 

これは3月1日時点での対応ですので、今後は更に規制も緩和されるでしょうし、現場スタッフも慣れていくと思いますので、日本の皆さんが出張される際はもっとスムーズな対応になっているかと思います。以上、今後の参考にしていただけると幸いです。

2022年3月 CRe8Japan 通信: テキスト
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