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2月21日(月)クリエイトジャパンブログ


2年ぶりに外国人観光客が国際線空港に到着

この日は朝から各テレビ局の中継者が国際線到着ロビーで観光客(ワクチン2回接種者)を一斉に待ち構え、その心境やどれほど待ちわびていたかを積極的にインタビューしていました。離れ離れになっていたカップルや家族が抱き合うシーンが繰り返し放映され、オーストラリアはウィズコロナに向けて大きな一歩を踏み出したことを強く印象付けた気がします。


ジャズバンドが演奏しながら観光客を迎え、空港スタッフが到着した人たちにギフトを手渡し、到着ロビーはちょっとしたお祭りムードに包まれていました。日本も3月から水際対策が緩和されるようですが、日本の国際線到着ロビーでも近い将来このようなシーンが見られることを心待ちにしたいと思います。

2022年2月 CRe8Japan 通信: テキスト

CRe8Japan クリエイトジャパン通信

2022年2月8日

2月21日から約2年ぶりに国境を再開

政府は7日、観光客や留学生、出張者を含む全てのインターナショナルトラベラーに対して、ワクチン2回接種を条件に国境を約2年ぶりに再開することを発表しました。この発表を受け、観光業界や留学業界は一気に活気付くことになり、経済評論家たちはこぞってメディアに出演し、政府の決定を大歓迎とし、今後いかに経済が成長していくかを具体的な指標を持って説明していました。この日はちょうど北京冬季オリンピックのモーグル競技で、クイーンズランド州ケアンズ出身のジャカラ・アンソニー選手が金メダルを獲得したこともあり、明るいニュースが続きオーストラリア中がお祝いモードとなりました。ちなみにケアンズは15万人程度の小さな都市で、雪国とはほど遠い熱帯地方にあります。この環境で一体どのような練習をしたら金メダルを獲れるのだろうと、不思議に思えてなりません。


ところで先日、日本経済新聞のネット版で「コロナ鎖国で日本離れ」という見出しの記事を読みました。記事の内容を要約すると、日本の厳しい水際規制は海外観光客だけではなく、各産業における人材の流入にも大きな影響を及ぼし、多大なダメージを与えているとともに、この鎖国状態が続けば海外からの投資や人材の日本離れが加速する、という内容でした。この記事によると、主要国で外国人の新規入国を原則禁止しているのは日本だけだそうで、各国に比べるとビジネスの悪化は鮮明だと書かれていました。


オーストラリアのオミクロン株感染に対する政策や、人材を確保する先手先手の政策などを目の当たりにしていると、日本のスローで前例主義の政策実行がもどかしく思うのは筆者だけではないようで、周りの在豪邦人の皆さんも同じような意見を述べられています。まん延防止措置などの影響で仕事も少なく閉塞感が漂う日本より、ビザ申請料も免除され、飲食店のアルバイトでも時給1,700円近くを保証してくれるオーストラリアに行こうと考える若者が増えるのも理解できます。実際私の知り合いだけでも何人もの若者がオーストラリアへの留学を決定し、今後来豪する予定です。


日本も遠からずいつかは国境を再開すると思われ、2022-2023冬シーズンは大挙して外国人が日本へスキー旅行に出かけると予測しますが、そのときになって人材不足が深刻な問題になっていないことを切に願います。人材の流入と流出は日本にとって大きな問題になってくるかもしれません。

2022年2月 CRe8Japan 通信: テキスト

CRe8Japan クリエイトジャパン通信

2022年2月4日

低年齢層に対するブースターショットを加速

ブースターショットを接種するには2回目のワクチン摂取から4ヶ月間の間隔が必要とされていましたが、1月末より3ヶ月間に短縮されました。筆者は1回目が昨年6月、2回目が8月、そして1月末に3回目を接種しましたが、周りの在豪日本人も次々にブースターショットを接種しています。


ブースターショットは高齢者から順に始まり少しずつ若年層に広がってきていますが、昨日、16歳と17歳にも接種許可を適用すると政府から発表がありました。このようにオーストラリアでは全ての国民に向けたブースターショットが加速していますが、日本では基本8ヶ月間の間隔が必要とのことで、両国で大きな差が出てきているようです。


この差が今後の感染状況や経済にどのような影響をもたらすかはわかりませんが、本ブログで何回か書いてきた通り、今こそ「Drastic(大胆)」「Speedy(速い)」「Smart(賢い)」の3拍子揃った政策が必要ではないかと思います。特に「スピード感ある決断と実施」はキーポイントなるように思います。

2022年2月 CRe8Japan 通信: テキスト
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